<阪神2-3中日>◇21日◇甲子園

 阪神岩田稔投手(28)が、衝撃の逆転被弾で13敗目を喫した。6回まで中日打線に1四球を許しただけで、無安打無失点の好投。だが2-0で迎えた7回に荒木、和田を歩かせ、暴投もからんで無死一、三塁から、ブランコに逆転3ランを打たれた。なおも2安打と四球で無死満塁のピンチを残して降板。渡辺、加藤の力投でピンチは切り抜けたが、味方打線も中日の継投の前に1点差をつめられず。「点を取ってもらったのに、我慢比べに負けました。冷静に投げられたとは思いますが」と、くちびるをかんだ。