WBC日本代表候補に選ばれていた中日吉見一起投手(28)が7日、出場を辞退した。昨年9月に骨折した右肘の状態が思わしくなく、この日山本監督に直接電話で連絡を入れて伝えた。

 吉見は球団を通じ、以下のコメントを発表した。「WBC出場を目指して仕上げてきましたが、昨年痛めた右肘の不安が完全には消えず、この状態で合宿に参加しても迷惑をかけることになると判断し、球団とも相談して辞退を決めました。選んでいただいた山本監督はじめ日本代表の首脳陣や候補選手、それに期待していただいたファンの皆様にも大変申し訳なく思いますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。また、日本代表がWBC3連覇を果たされることを願っています」。