中日岩瀬仁紀投手(38)が14日、順調な仕上がりをアピールした。鳥取市のトレーニング研究施設ワールドウィングで自主トレを公開。昨年はセーブ王をとったが左肘痛などで不調に陥り、守護神剥奪や2軍落ちも味わっただけに、今季に懸ける思いは強い。

 「今はどこも悪くないし、すんなりいいスタートが切れている。(左肘痛が)再発しないように、今年はいつも以上にケアしてやっていきますよ。抑えとしてやれるかやれないか。やれないと居場所がなくなってしまうので」。佐々木主浩氏(44=日刊スポーツ評論家)が持つ日本人最多381セーブ(日米通算)を抜くまで、あと36セーブ。改めて、大魔神超えでの復活に気合をみなぎらせた。