巨人ドラフト1位菅野智之投手(23)が3日、プロ2度目のブルペン入り。初めて座った捕手相手に76球を投げ込んだ。途中から阿部慎之助捕手(33)に受けてもらい「受けてもらった喜びを感じていたので、疲れは感じませんでした」と、うれしそうに話した。

 1日のブルペン投球で出た課題も克服しつつある。「今日はカーブが良かった。前回の課題を克服するというのを今後も続けていきたい」と納得顔。大半の投球は低めにコントロールされ、制球力の高さもアピールした。「去年の1年間はメジャー、プロ野球、高校、大学といろいろな試合を見て『低目は打たれる可能性が低い』とあらためて認識した。そこは意識して投げました」と、プロ入り前の準備もさっそく体現して見せた。