阪神の新外国人ブルックス・コンラッド内野手(33=レイズ)が、早くも「第3号」をマークした。

 3日の練習試合の西武戦(春野)に6番三塁で出場。1点先制した直後の1回2死一、二塁で右翼線への適時二塁打を放つと、3回1死二塁の第2打席では右翼席へ2ランをたたき込んだ。

 パワーはそれほど期待されていなかったが、これで2月16日の練習試合中日戦、同23日のオープン戦日本ハム戦に続く1発となった。「打てる球を逃さずに打った結果です。今のことろ、自分では対応できている。ゲームとしてもいい形でできている」と、うなずいた。

 常に全力プレー、半袖でハッスルする姿に、チームメートやファンから「コンちゃん」と呼ばれ愛されている。「袖がない方が動きやすいからね。今日は天気も良くて暖かかった。氷点下になったりすれば、長袖も考えるよ」と愛嬌(あいきょう)のある笑みを浮かべていた。