<広島6-1阪神>◇7日◇マツダスタジアム

 阪神の2年目、歳内宏明投手(19)が昇格即登板で結果を出した。1-6の8回に5番手としてマウンドへ上がると、代打松山を中飛、好調の菊池と丸をともに一ゴロに打ち取った。

 初先発した昨年9月2日の広島戦以来プロ2試合目の登板だった。わずか9球で1イニングをピシャリ。140キロ前後の直球を低めに集め、落差のあるカーブも効果的に使った。

 新井良の負傷もあり、前日6日に1軍合流したばかり。福島・聖光学院では甲子園で活躍した右腕は「試合は負けましたけど、しっかり腕を振ろうと思っていました。与えられたところでしっかりやるだけです」と初々しく話した。