<阪神0-5広島>◇1日◇甲子園

 広島石原慶幸捕手(33)が今季1号を放った。4点リードの9回2死無走者から、阪神3番手玉置のストレートを右へ打ち上げると、打球は右翼ポールを直撃。貴重な5点目となった。

 石原は「入るとは思わなかった」と笑顔を見せた。3回の4点も1死から石原が四球を選んだことから始まっており「みんながつないで点が入ってよかった」と喜んだ。

 右上腕の張りから復帰登板だった前田健太投手(25)ら投手陣も好リードし完封勝利を演出。「(前田健は)尻上がりによくなった」と守備の要は満足そうだった。