中日は27日、右膝関節の膝蓋靱帯(しつがいじんたい)炎で離脱している中日エクトル・ルナ内野手(33)が29日にドミニカ共和国へ帰国すると発表した。

 手術による治療を受ける見込み。現在打率3割5分で首位打者だが、今季中の復帰を断念しており、28日にも規定打席を割ってその座を明け渡す。チームはCS争いの正念場だけに、高木守道監督(72)は神宮でのヤクルト戦を前に「そういうことになった」と残念そうに話した。球団はルナと14年からの2年契約を結び直しており、今後ルナは来季開幕へ向けて体調を整えることになる。