<楽天3-2日本ハム>◇6日◇Kスタ宮城

 日本ハム大谷翔平投手(19)は5回5安打2失点で降板し、勝ち負けは付かなかった。中13日で迎えた8度目の先発マウンドは、4回まで無失点投球。最速155キロを計測するなど、力のこもった力投も2点リードの5回に同点を許した。

 4回にはマギーの打球が右手小指の付け根部分と、左太もも内側に直撃するアクシデントもあった。それでも5回まで投げきったが、結果は無情だった。「何とか勝ちたかったです。先制点を取って、いい流れだったので…」と、試合後も悔しさをにじませた。中継ぎ登板した2試合を除いて、先発した試合でチームは全勝だったが、楽天田中に不敗神話を止められた形となった。