<阪神2-3中日>◇11日◇甲子園

 左足首捻挫から復帰した阪神柴田講平外野手(27)が、7回に先制の適時二塁打を放った。

 0-0で迎えた7回1死一、二塁。中田賢の真ん中に入ったストレートをはじき返し、打球は一、二塁間を抜けた。二塁走者の鳥谷がかえり先制した。この日、出場選手登録され「7番・右翼」で即スタメン。その期待に応える一打だった。

 試合は逆転負けしたが、柴田のタイムリーで甲子園球場が沸いた。「最高です。もちろん」と、二塁上でその歓声をかみしめた。