<パCSファーストステージ:西武1-11ロッテ>◇第1戦◇12日◇西武ドーム

 3位ロッテが大勝し、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。

 1回に先制ソロを放った井口資仁内野手(38)ら、ベテランが大活躍した。井口は本塁打、犠飛、適時打と3打席連続打点をマーク。サブロー外野手(37)にも左越えソロが飛び出した他、里崎智也捕手(37)、今江敏晃内野手(30)にも適時打が飛び出した。

 8日のシーズン最終戦では2-10と大敗し、直接対決で2位を逃した。伊東勤監督(51)は「仕返しはできましたね、とりあえず。久しぶりにいい野球ができた。理想的な攻撃だったと思う」とにんまり。「明日も同じような形で臨みたい」と2連勝でのファイナル進出を誓った。