ロッテの林信平球団本部長は14日、国内フリーエージェント宣言選手として公示された西武の涌井秀章投手について「ぜひうちに来てもらいたい。先発投手の柱になる」と獲得を目指すことを明言した。週明けにも交渉が始まる見通し。

 今季のチーム防御率はリーグワーストの3・77。課題の先発不足解消のために2度の最多勝に輝くなど実績十分の涌井が補強ポイントと一致。

 伊東勤監督も涌井とは西武時代に指揮官と選手としてともに戦っており、獲得を要望していた。

 林本部長は「若いですし、まだまだ長く(野球を)できる。スタミナもあるし球も速い。鋭い変化球もある」と高評価した。