巨人村田修一内野手(32)が5日、横浜市の神奈川県立こども医療センターを訪問した。新生児医療の支援のため、1打点につき1万円を積み上げる「ささえるん打基金」で92万円を寄付した。来季からは安打の数に応じて基金を積み立てていくことを明かした。

 「来年からは打点じゃなくてヒットの数で協力していきたいと思っている。打点だとなかなか、200とかは無理があるから。そのためにも来年はいっぱいヒット打ちたい。自分もあの時(長男の早産)大変だった。でも今大変な方もいる。勇気を与えるのが自分の役割なんで」とさらに協力していく姿勢を示した。

 村田は長男が早産で未熟児だったこともあり、横浜(現DeNA)時代からこのプロジェクトに取り組んでいる。この日、約2時間病棟をまわり、子どもを抱きかかえるなど、笑顔で激励した。