中日堂上直倫内野手(25)が新打法習得に手応えをつかんだ。連日通うナゴヤ球場で29日も自主トレ。11月の秋季キャンプで、波留敏夫打撃コーチ(43)から後ろかかとになる重心矯正やレベルスイングの徹底をたたき込まれたことを念頭に、黙々とマシン打撃を行った。

 「秋に教わったことを体に覚えさせているところです。実戦をやっていないのでまだ分かりませんが、いい感じでは打てていると思います」。井端が抜けても遊撃争いは高橋周や新外国人エルナンデスらのライバルがいる。「いい選手がいっぱいいるので頑張るだけです」と定位置獲得へ気合十分だった。