楽天立花陽三社長（４２）が６日、ポスティングシステムによる田中将大投手（２５）の米移籍に関し、日米間選手契約に関する協定を順守することを強調した。

　昨年１２月２５日、球団が同システムによる移籍を認めた際、同投手から「できる限りの協力や寄付をしたい」との申し出があったことを、球団が発表。これに対し、大リーグ機構（ＭＬＢ）は、協定の規定に抵触する可能性があると指摘。日本野球機構（ＮＰＢ）を通じて、楽天に協定順守を求める文章を送付し、早急な返答を求めていた。

　立花社長は「我々から言えるのは、アグリーメントに書いてある文言を順守しますということだけです」と話し、この日、ＮＰＢに返答を送付したことを明かした。