<阪神6-5DeNA>◇10日◇甲子園

 阪神先発の歳内宏明投手(20)は4回5安打3失点で降板した。初回こそ3人で切ったものの、2回、3回と安打を許し得点圏に走者を背負った。

 なんとか無失点で切り抜けていたが、味方打線が2点を先制した直後の4回にあっさり逆転を許した。1死二塁からバルディリスに適時二塁打を浴び、続く荒波には逆転2ランを逆方向に運ばれた。

 「追い込んでいたのに長打を打たれた場面があり、悔いが残ります。2点先制してもらったのに、すぐに逆転されてしまい、野手の方々に申し訳ないです」とうつむいた。

 今季初登板だったが、わずか63球でマウンドを去った。