<日本ハム6-2広島>◇4日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)がプロ入り後の自身最速となる160キロをマークした。1回2死、広島の3番丸に対してカウント2-2からの5球目に記録。やや外寄りの直球を丸は空振りし三振した。場内に「160」という数字が表示され、大歓声が起きた。

 これまでの最速は5月13日西武戦(函館)同20日中日戦(札幌ドーム)同28日ヤクルト戦(神宮)で記録した158キロ。プロ入り前の岩手・花巻東時代は、3年夏に岩手県営で160キロをマークしている。

 日本プロ野球公式戦で日本人投手が記録した160キロ以上は、10年8月26日のヤクルト対横浜戦でヤクルト由規がマークした日本人最速の161キロがあり、大谷は2人目の大台突破となった。