ヤクルトは22日、募集していた新マスコットの名称が「トルクーヤ」に決定したと発表した。

 コンセプトの「子どもたちが大好きな、ファンに愛されるキャラクター」「カッコいい、ヒーローになれるマスコット」というコンセプトに、語感や言葉の響きがマッチし、さらにヤクルト本社の主力商品「ヤクルト」を背負って立つイメージから、「ヤクルト」の回文による「トルクーヤ」が選ばれた。

 小川淳司監督(56)は、つば九郎の「とるてぃーや

 でもない。とむそーや

 でもない。やくるとを

 ぎゃくによんで

 とるくーやですよ」との説明にうなずくと、「一緒に頑張って戦っていきましょう」と、新しい仲間に共闘を呼びかけた。

 「トルクーヤ」は、メキシコの覆面レスラー。前マスコット「燕太郎」に勧誘されて球団入りした。この日のオリックス戦前(神宮)には、グラウンドにさっそうと登場。大きなヤクルトを背負いながら、プロレスラーらしく、キレのある動きを見せていた。