<西武2-1オリックス>◇11日◇西武ドーム

 西武脇谷亮太内野手(32)が熱戦にけりをつけた。延長12回無死満塁で代打で登場し、オリックス馬原の150キロを右前にはじき返すサヨナラ打。7月3度目のサヨナラ勝ちを決めた一打に、「ここのところサヨナラが多いので、絶対決めようと思ってました」と、喜んだ。

 打った直後には、グラウンドに片膝をつき、ナインを待ち構えて祝福のウオーターシャワーを浴びて満面の笑み。「(先発の岡本)洋介がいい投球をしていたのに、勝ちがつかなかったのは残念。でも投げた試合で(チームが)勝つことが出来たのはよかった。これを自信にしてくれたら」と、7回無失点の好投をみせた先発右腕を気遣った。