FA移籍で阪神と2年契約を結んでいる小林宏投手(33)が30日、西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、年俸2億円で契約を更改した。移籍1年目の今季は藤川につなぐセットアッパーと期待されたが、42試合の登板で1勝5敗、防御率3・00と救援失敗も目立ち、2軍落ちも経験した。会見では「今年は本当に情けない投球がたくさん続いた。来てすぐ優勝したかったし、チームが優勝できなかった責任を感じています」とざんげ。「来年は今年の分も取り返してやろうと思っている。今年これだけ悔しい思いをしたので、ムダにならないように来年は目いっぱい活躍したい」と巻き返しを誓った。