オリックスの投打のベテラン、川越英隆投手(35)と北川博敏内野手(36)がFA権を行使せず残留することが6日、決まった。キャンプ地高知のホテルで中村球団本部長と交渉に臨み、条件面で合意した。

 オリックス一筋10年の川越は今季初取得。10月の初交渉で「いい印象を受けなかった。FAすると思う」と移籍をほのめかした。その後、強い慰留に加えて出来高払いも認められ、軟化していた。推定年俸は600万円増の6000万。

 今季は主に中継ぎで51試合登板とフル回転。先発陣は若手が台頭している現実を受け止め、登板数などに比重を置いた「リリーフ型」の出来高になる。

 105試合、打率2割6分5厘の北川は9000万円からの微減で合意。オリックスはトレード加入の大村を含め、FA権を持つ全選手の残留が決定。同本部長は「彼らにはパ・リーグを制覇しようと伝えた」とホッとした表情だった。