<中日1-1阪神>◇16日◇ナゴヤドーム
阪神の城島健司捕手(34)は、4時間2分の激闘を終えて最後にロッカー室を出た。開幕から5試合連続フル出場、しかもこの日は延長11回を戦い抜いた。最後は1死満塁のピンチをしのぎきって、引き分けをもぎとった。
城島
敵地で負けないというのが一番ですから。最後にあれだけのピンチがあったわけですから。向こうもそうですけど、11回は全員(投手を)使っていくわけですから、お互いにね。
勝利への執念が発揮されたのは8回だ。2死二塁のピンチでブランコの左前打。二塁走者グスマンの本塁突入にブロック。身を低くして脇をしめて196センチ、113キロの相手とぶつかった。左肩でグスマンの膝に受け止め、お互いに宙を舞う激しい肉弾戦。ボールは絶対に離さなかった。
城島
野球をしていればよくある話。別にラフプレーでも何でもないし、お互いに守備側と攻撃側で当たり前のプレーです。特に何の感情もありません。彼も膝、大丈夫だったでしょうか?
まあ大丈夫!
開幕前は途中交代による積極的休養も視野にあったが、ふたを開ければマスクをかぶり続けている。試合前の円陣では、突然両腕を突き上げるガッツポーズで仲間の爆笑を誘うムードメーカーぶりも発揮。攻撃では本塁にスライディングして憤死、守備でも投手陣の1試合5暴投に必死で走り回るなど、ハッスルしている。
城島
長崎県佐世保市生まれ、体は元気!
最後は大声を上げバスに乗り込んだ。【益田一弘】

