阪神新井貴浩内野手(34)が12日、巻き返しを誓った。9日からのヤクルト戦で3連敗し、ゲーム差は7となったが、逆転のチャンスがなくなったわけではない。リベンジするチャンスは残されている。優勝をあきらめる気はないかと問われ「そりゃそう」と言い切った。

 前日11日は2点を追う6回に右翼線に適時二塁打を放った。二塁ベースにヘッドスライディングし、派手に両手をたたき合わせた。燃えさかる闘争心を前面に押し出してプレーした。

 今日13日からは甲子園で2位中日を迎え撃つ。もちろん3連勝しか頭にない。「そのつもりでやる。ハナからゲーム差とか考えてない」とキッパリ。前日の試合後には「まだあるけん。しっかり覚えておくよ」とリベンジ宣言していた。主砲新井がネバーギブアップを貫く。