来季から中日の指揮を執る高木守道氏(70)の“初仕事”は10月27日のドラフト会議になることが濃厚となった。26日、井手編成担当が「NPB(日本プロ野球機構)に聞いてみて大丈夫となれば、出てもらうことになるでしょう」と話した。落合監督の契約は10月31日まで残っているが、来季に関わることであるため、許可が出れば次期監督に任せる方針だという。

 ドラフト指名候補については中田スカウト部長が東洋大・藤岡貴裕、東海大・菅野智之、明大・野村祐輔の3投手、慶大・伊藤隼太外野手、東海大甲府・高橋周平内野手らを1位候補に挙げるが、近日中に新監督を交え話し合いを行うという。同編成担当は「新監督がどういう考えを持っているかはまだ聞いていない。それによって方針が変わる可能性もあるしね」と話した。