阪神坂井信也オーナー(63=電鉄本社会長)と南信男球団社長(56)が14日、大阪市の電鉄本社でトップ会談を行った。クライマックスシリーズ(CS)進出を逃せば、真弓明信監督(58)が辞任する流れで、後任人事の選定が本格化した模様だ。

 同オーナーは神戸市内の自宅で、CS進出を逃した場合に監督が代わるとの質問に「南くんと(監督が)話して、共有していると思う。南くんが言うたなら、そういうことなんだろうけど、どういうニュアンスだったのかは確認していない」と答え、初めて辞任の流れを暗に認めた。

 次期監督候補には日本ハムを今季で退団する梨田昌孝監督(58)、和田豊1軍打撃コーチ(49)、生え抜きの元2軍監督・平田勝男氏(52=野球評論家)らの名前が挙がっている。