今季からモデルチェンジした新ユニホームが、球団にバブルをもたらした。日本ハムの球団決算が、5年連続黒字となる見通しであることが26日、分かった。来年3月に行われる定時株主総会で、12月期の決算が承認される見込み。今季の主催試合観客動員数は、199万338人(1試合平均2万7644人)と、リーグ制覇した09年に次ぐ移転後2位の数字。昨年からは5万人ほど増加した。だが、チケット収入以上に影響が大きかったのが、今季から一新したユニホームだった。レプリカユニホームやTシャツなど、関連グッズがファンの購買意欲をかき立て、順調に売り上げを伸ばしたという。球団関係者は「震災もあった中で、黒字になったことはよかった。マーチャンダイジング(商品政策、グッズ販売担当)が頑張った」と話した。