出張チェックで復活後押し!

 左膝手術と右肘痛からの復活を目指す阪神城島健司捕手(35)の状態を、リハビリを担当する権田トレーナーが年明けに長崎・佐世保に出張して確認する。権田トレーナーは、1月10日まで佐世保に滞在予定。すでに左膝のリハビリを完了し、患部強化の段階に入っている城島の状態を細かくチェックする。

 権田トレーナーは城島、桧山らリハビリ組の選手たちに、年末年始の“宿題”を出していた。中でも完全復活を目指す城島にとって、重要なチェックポイントになるのが体重だ。

 権田トレーナー

 体重管理や柔軟性の維持、向上など各選手に宿題を出しています。体重が増えるとしんどいでしょ、みなさん(報道陣)も。プロ野球選手は特にそうですから。

 年明けに「ピーコのファッションチェック」ならぬ「権田トレーナーのウエートチェック」が行われそうだ。城島は契約更改した11月下旬に「膝の故障もあるし、ベスト体重がどこか、ベストを考えながらいろいろチャレンジしていきたい」と膝への負担を考慮した減量プランを進めていることを明かしていた。

 お餅をほおばり、おせち料理に舌鼓を打つお正月。若い女性でなくても体重増が気になるシーズン。城島は、ただでさえ膝に負担がかかる捕手というポジションだけに、体重増は膝に大敵だ。普段は物腰の柔らかい権田トレーナーだが、この時だけは「太っちゃダメよ」と、ピーコばりの辛口になる!?