オリックス後藤光尊内野手(33)が今季の目標に「200安打」を掲げた。7日、神戸市内で行われた「矢田たつお神戸市長を囲む新春交歓会」に出席。壇上で矢田市長に花束を贈呈し、Jリーグ神戸MF朴康造(31)昨季限りで引退した女子サッカーINAC神戸の米津美和さん(32)らと鏡開きにも参加した。

 後藤は「200安打は打ってみたいし、打てる数字と思う。いい打者としての目標の数字」と力を込める。昨季夏場に26試合連続安打の爆発力を見せ164本、10年には174本の安打。オリックスでは94年のイチロー(210本)以来の快挙達成も決して夢物語ではない。

 現在は体作りのため、古傷の左膝をケアしながらトレーニング。昨季1毛差で逃したCS進出へ「どんな形であれ勝ちたい」と燃える男が、ヒットを量産して打線を引っ張り、勝ち星増へ結びつける。