12連勤も!?

 オリックス岡田彰布監督(54)が10日、ほっともっと神戸で新人合同自主トレ初日を視察した。社会人7人は基本的に1軍に帯同させる方針を示した。チーム内の競争激化のために実戦増を計画。2月10日からは宮古島→沖縄本島の移動を含めて最長12連勤で7試合を行うハード日程の可能性が出てきた。

 「1軍は40、41人やけど、今年は3、4人多くなるかもわからんな。3勤、4勤として、最後は17日に練習して、移動して7勤か8勤ぐらい。若い選手が多いし、実戦やからな」

 サバイバル日程だ。宮古島は2月1日から17日までで、10日からは紅白戦3試合を組む予定。そして17日午前の練習後に沖縄本島に移動する。移動翌日の18日からは4日連続で練習試合を敢行する。実に12日間で7試合をこなして、戦力を見極めていくプランだ。

 新人10人に対しては「あまりあわてず。見てるところは見てるから。オーバーワークしてけがしてもうたらつまらん」と訓示した。本当のサバイバルは2月1日から。今日11日のスタッフ会議で日程の詳細を検討するが、異例のハード日程でチーム力をアップさせる構えだ。【益田一弘】