<中日4-1阪神>◇26日◇ナゴヤドーム

 頼りになる。41歳の中日谷繁元信捕手がガツンとパワーを見せつけた。8回に阪神福原の146キロ直球を強振。広いナゴヤドームの左翼席にダメ押しの2号2ランを突き刺した。6回には併殺打で追加点のチャンスをつぶしていた。すぐにやり返すのが頼れる男の流儀。「前の打席で情けないバッティングをしていたので、次はフルスイングしてやろうと思っていた」。狙い通りだった。

 4月25日ヤクルト戦で放った今季1号は、新人からは史上初となる24年連続本塁打の偉業だった。この時は狭い神宮。この日ナゴヤドームに描いた放物線で、どんな広い球場でも本塁打をかっ飛ばせる飛距離を証明してみせた。

 この1打で史上50人目の3000塁打も達成。こちらも24年目で到達した記録だ。好リードに加え、バットで相手を仕留めることもできる。いつどんな時も、存在感は絶大だ。

 ▼通算3000塁打=谷繁(中日)

 26日の阪神14回戦(ナゴヤドーム)の8回、福原から本塁打を放って達成。プロ野球50人目。初塁打は、大洋時代の89年4月11日の広島1回戦(横浜)。