巨人杉内俊哉投手(31)が22日、左肩に違和感を覚えたため、予定していた今日23日のヤクルト17回戦(神宮)の先発を回避し、同日に出場選手登録を抹消されることになった。代役として小野淳平投手(25)が先発する。

 杉内はこの日、神宮外苑で先発投手陣とともに試合前練習に参加。キャッチボールも行っていた。練習後に違和感を訴え、都内の病院で検査を受けた。球団広報は診断名を公表しなかったが、抹消することは発表。今日23日以降の練習については様子をみて決める。

 原監督は「違和感ということ。まあ、1回(登板を回避し)様子を見ると。重症ではないでしょう。こちらからストップをかけた」と話し、大事に至っていないという見方を示した。川口投手総合コーチは、全治を問われると「10日。10日のつもりです。1回飛ばすだけ」と、最短期間での復帰を希望。さらに「これまで休みもなかったし。今も大事だけど、先はもっと大事」と、充電期間を経てシーズン佳境に戻ってくることを期待した。軽症という認識がもっぱらだが、左肩の違和感は昨年9月にも訴えた古傷。昨年は約1カ月離脱しており、今回も不安は残る。