阪神が「恋人」に速攻アタックをかける。今秋ドラフトで1位指名が決定的となった大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)に対し、プロ志望届を提出した翌日に一番乗りで調査に動く構えだ。高野球団本部長は「普段から言っているように、どこの球団も同じようなことを考えているんじゃないですか?

 帰って相談します」と話した。高校生が所属する都道府県高野連にプロ志望届を提出した翌日から、本人も同席して、各球団と接触することができる。ドラフト前に、担当スカウトらが調査書と呼ばれる書類に、選手側の個人情報を書き込んでもらうのが慣例となっている。