中日高木守道監督(71)の独断で緊急招集された平野謙外野守備走塁コーチ(57)が、11日から秋季北谷キャンプに合流した。監督から「走塁をしっかり頼む」と期待されているが、この日は雨で室内での練習に。思うような走塁指導とは行かず、「これじゃ俺が来た意味ないねえ」と苦笑いだ。それでも堂上剛裕外野手(27)にはグラブの使い方など熱心に外野守備を指導。さらにはスイッチヒッターに挑戦中の吉川大幾内野手(20)には専門外の打撃指導まで。積極的な動きに監督も目を細めていた。