阪神の来季守護神が久保康友投手(32)に一本化されたことが10日、分かった。絶対的な守護神だった藤川が海外FA権を行使しカブスに移籍。中西投手コーチは、適性については「三振が取れて、心臓の強い、けん制、フィールディングなど総合的な能力がある投手」と複数の条件を挙げ、能見、久保が候補だった。久保はロッテ時代の08年にリリーフを経験。1秒を切ると言われる高速クイックに加え、今季は最速151キロの直球も披露。球威、技術ともにストッパーとして十分な能力を持っている。