日本ハムドラフト1位の花巻東・大谷翔平投手(18)を口説き落とした“栗山特製Tシャツ”に、商品化の動きがあることが20日、分かった。栗山英樹監督(51)自らメーカー側に商品化を提案。実現すれば、ファンにとっては、これ以上ない入団記念グッズとなりそうだ。

 このTシャツは11月26日、入団交渉で初めて直接出馬した栗山監督が、大谷へプレゼントしたもの。指揮官がデザインを考え、座右の銘「夢は正夢」に加え「北海道から世界一に!」「共に戦おう!!」とのメッセージが添えられている特注品。メジャーへ向いていた18歳の心を揺さぶる、きっかけとなった。

 栗山監督は監督就任直後にも、選手やスタッフに特製Tシャツをプレゼント。優勝決定後には、栗山町限定で自ら作製した記念Tシャツを販売しており、このTシャツについても、ファンから問い合わせが殺到しているという。