<日本ハム7-3巨人>◇19日◇札幌ドーム
巨人先発内海哲也投手(31)の通算100勝はお預けとなった。今季最大5本しか許していなかった被安打が、この日は11。2桁被安打は、実に、開幕投手を務めた昨年3月30日のヤクルト戦以来だった。6回途中7失点でKOされ、昨年から続けてきた自身の連勝も12で止まった。「結果がすべて。浮いたり、逆にいったり。悔しいです」と話した。
石橋をたたいて渡るタイプにしては珍しく、初球の被安打が4本あった。チェンジアップで仕留められる前に、センター中心にミートしていく。内海攻略のお手本のような攻撃を、日本ハムに徹底された。6回1死一、三塁では、日本ハム西川の初球に、セーフティースクイズを決められた。いつもの粘りを発揮できず「ピンチになって、気持ちの余裕がなかった。切り替えて勝負しなくてはいけなかったのに」と反省した。
確かに本来の出来ではなかった。原監督も「いいピッチング、ではなかった」と認め、すぐ「ですが(バックも)足を引っ張った。ピッチャー中心に、守る野球が出来なかった」と続けた。4回2死一、二塁、左翼の矢野がライナーに対する判断を誤り2者生還。原監督は「捕らなくっちゃ」と腕を組んだ。サード村田の悪送球が絡んで1死一、三塁となった5回は、二塁でスタメン出場した中井のバックホームが低く、野選で生還を許した。
打たせて取るタイプの左腕を、もり立てることが出来なかった。内海は「自分が悪い。カバーしなくてはいけないのに」と、エースらしく責任を背負い込んだ。【宮下敬至】



