ツヨシは「原点」の球場で逆境を乗り越える!!
足の張りが生じている阪神西岡剛内野手(28)が21日、QVCマリンで行われた練習を早めに切り上げて、今日22日から始まる古巣ロッテ2連戦に備えた。前日20日西武戦(西武ドーム)では凡打で全力疾走できず。回復をうながすため、ほとんど体を動かさず、一足早く宿舎に戻った。
帰り際、球場の壁にあった挑発ポスターに反応した。「虎狩りには、大地がツヨシ!」のフレーズが目に入ると、西岡は笑みを浮かべる。「意味、分からない…。もう少し、おちょくってくれてもいいのに!」。本調子ではないが、努めて明るく振る舞った。
体は悲鳴を上げている。20日は左足ふくらはぎを気にするしぐさを見せ、張りが生じている。この日の全体練習でもただ1人、ウオーミングアップのダッシュを行わず、黒田ヘッドコーチらと状態を話し合った。
西岡
(状態は)100%ではない。今年は離脱してはいけない年だと自覚している。昨日のような走塁しかできないようでは情けないし、チームにとってマイナス。昨日の試合に出させてもらっている以上、しっかり走らなければいけない。あんな走塁しかできないなら試合に出なければいい。すごく反省している。
言い訳せず、自らを責めた。和田監督が「全然、問題ない」と話すように、今後もプレーを続行。試合出場しながら状態を整える。22日からは10年まで8年間、本拠地としてプレーした球場で戦う。メジャー挑戦から日本復帰し、公式戦で初めて勇姿を見せる。
「特別な思いがある。プロ初ヒットもこの球場。ここで育ててもらった。感謝しています。少しでも状態が良くなるように」
たとえ肉体は万全でなくても必死にプレーする。全力を尽くし、グラウンドに立ち続ける。【酒井俊作】



