<阪神2-1日本ハム>◇25日◇甲子園
力感あふれる復活マウンドだった。10日間の「肩休め」を経て再登録された阪神福原忍投手(36)が、逆転サヨナラを呼び込む熱投だ。
強力クリーンアップと対する8回に2番手で上がった。3番アブレイユには8球と粘られながらも最後はカーブで見逃し三振。4番中田にも7球粘られながら、カットボールで空振り三振だ。大引には右前打を許したが、代打稲葉を147キロ速球で三邪飛。直前まで2軍調整していたとは思えない、火の出るような剛球で中心打線をねじ伏せた。
「コントロールが悪かったですね。早めにカウントを取れてよかったです。みんなのおかげです」
腰の張りで15日に出場選手登録を抹消されてから、最短期間で復帰した。謙遜し仲間をたたえたが、無得点で湿っていた甲子園の空気に「まだいけるぞ」という熱気を取り戻した。
9回は左腕筒井が3人斬りで、その裏の逆転サヨナラにつなげた。中西投手コーチは「元のポジションに戻す」と福原を勝ちパターンに組み込むことを明かした。和田監督も「肩を休めて元気になって帰ってきてくれた。これでまた7、8、9回しっかりといける」。リリーフ右腕の新助っ人ブレイン・ボイヤー(31=前ロイヤズル3A)とは週明けにも合意する。疲れのみえ始めたブルペン陣に、勢いが戻りつつある。



