今オフの米大リーグ移籍を視野に入れているオリックス李大浩内野手(31)が5日、スコット・ボラス氏が手がける事務所の代理人と接触していたことを明かした。ロッテ戦後に「会ったことはあるが、何も決まっていない」と接触を認めた。

 メジャーに強いパイプを持つボラス事務所と契約すれば、移籍に傾く可能性も出てくる。今季でオリックスとの2年契約が終了。チームに愛着はあるが、近い関係者に「高いステージでやりたい夢はある」と話すなど去就に悩んでいる。

 球団側は慰留に必死だ。瀬戸山球団本部長補佐は「今後お金の話はその人にしてくれと言われている」と代理人の存在を認め「チームの軸。なんとしても残ってもらいたい」と強い口調で話した。