オリックスの瀬戸山隆三球団本部長(60)が14日、大阪市内の球団事務所で会見し、李大浩内野手(31)との残留交渉が決裂したことを明かした。10日に李大浩側の代理人と話し合ったが、提示した再契約の条件を拒否されていた。提示額は当初、2年8億円とみられていたが、瀬戸山本部長は「もっと上。精いっぱいでこれ以上は無理」と説明、3年12億円以上の巨額オファーだったとみられる。今後、李大浩は保留者名簿には載せず、他球団との交渉がフリーとなる。

 今季24本塁打の4番が退団するが、同本部長は「自信はある」と新大砲獲得に着手する。