千葉・鎌ケ谷で自主トレ中の155キロ右腕、日本ハム増井浩俊投手(29)が、大谷の“失言”に猛発奮。8日、今年の目標に最速158キロマークを掲げた。前日7日、ウエートトレーニング中のことだった。「俺も157キロ出したいな」と、大谷に声をかけた増井。後輩から返ってきた答えは「リリーフで1イニングしか投げなかったから出たんですよ」。大谷本人に悪気はなかったが、この無邪気な発言が、増井の闘争心に火を付けた。「俺、毎試合、リリーフなんだけど」。中継ぎエースの誇りを懸けてスピードアップを狙う。