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楽天が練習試合で小島よしお始球式を熱望
楽天が、来年2月21日の練習試合ロッテ戦で、「そんなの関係ねえ」で大ブレーク中のタレント小島よしお(27)の始球式計画を熱望していることが30日、分かった。沖縄・久米島キャンプ4年目にして、初の対外試合。記念すべき1戦を「ハイ、オッパッピー!」と盛り上げる構想が浮上している。
2冠を獲得した山崎武、新人王マー君も、野村監督でさえ、この男が来た日には、話題をさらわれる可能性がある。楽天が沖縄・久米島キャンプに訪問を熱望しているのが、流行語大賞にもノミネートされたギャグ「そんなの関係ねえ」の小島よしおだ。球団関係者は「4年目で初めての対外試合ですし、球団にとって、歴史的ともいえる大事な試合。何とか、来てくれないかな。来てくれると面白いよね」と、2月21日のロッテ戦での始球式に登場して欲しいと熱望した。
小島よしおと楽天は「そんなの関係ねえ」かもしれないが、久米島が取り持つ縁もある。母親が久米島出身で、小島も同島で生まれ、生後3カ月まで滞在したという。久米島町役場では「親類は、まだ久米島に住んでいるのではないですかね」と話す。千葉市立稲毛高時代は野球部に所属し、投手だったとの情報もある。今や売れっ子で、スケジュール多忙なだけに、球団関係者は「『そんなの関係ねえ』って言ってくれないかな」とも話す。ただし、球団からまだ正式なオファーは出していない。
小島よしおが久米島出身なのは、既に首脳陣も把握済み。腕を繰り返し振り下ろすなじみのポーズを、トレーニングに導入することで、招聘(しょうへい)の本気度をアピールする構想も一部であったが、野球のトレーニングには効果の薄い動作と判明し、「そんなの関係ねえ・トレ」を断念した経緯もある。「2月だし、久米島といえどもパンツ1枚では、寒いかな」と球団関係者は危惧(きぐ)するが、それこそ「そんなの関係ねえ」だろう。【金子航】
[2007年12月31日9時32分 紙面から]
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