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原監督が絶賛ルーキー左腕古川

 巨人の大学・社会人ドラフト3巡目古川祐樹投手(22=明大)が宮崎春季キャンプ第3クール3日目の11日、初のフリー打撃に登板し、51球を投げて安打性6本と好投した。シュートの軌道から沈むツーシームとスライダー。ベースの隅を鋭く突いた。「自分の球がどんなものか少し分かった。打者が立ったら気持ちが乗った」。169センチとチーム一小兵の左腕は胸を張って振り返った。

 原監督から「一番コンディションがいい。ツーシームがいい」と絶賛された力は本物だ。売り出し中の坂本、寺内に自分の打撃をさせない。同組で投げた金刃、山口の若手左腕に引けを取らない。「左打者に打たれた記憶はない。今日はまだ2軍。1軍の選手相手に抑えられるよう(ツーシーム以外の)他の球種も磨いていきたい」。身長を補って余りある、ハートの強さも申し分ない。

 埼玉・春日部共栄高から明大。高校の先輩には横浜土肥がいる。内外角の出し入れと闘争心で勝負する小柄な左腕。タイプがぴたり重なる。同高の本多監督と土肥は8日に沖縄で会食。ちょうど古川の話題になったという。

 好投を伝え聞いた土肥は「お前と同じタイプ、と監督から聞きました。技術もそうだが、プロの世界は気持ちを出してなんぼ。いつか1軍で投げ合えたらいいね」。“Gキラー”として名をはせる先輩からもらった温かい言葉。左腕投手陣の競争に勝ち抜き、応えるしかない。【宮下敬至】

[2008年2月12日9時46分 紙面から]

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