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氷川きよし初のライブハウスイベント

 演歌歌手氷川きよし(29)が27日、東京・新木場スタジオコーストで夏祭りイベントを行った。デビュー8年で初めてライブハウスで歌い、手が届く距離にいるファンとの一体感に「気持ち良い~」を連発した。オールスタンディングのファンに、特設のやぐらステージから何度も身を乗り出すなど、ボルテージは上がりっぱなし。猛暑に負けない熱気で、20代最後の夏を満喫した。

 「ライブハウスでのツアーがデビュー当時の夢でした。最高に気持ちよくて楽しい。病みつきになりそうです」。氷川にとって初のライブハウスイベントに集まった約2000人のほとんどが、浴衣姿の女性たち。1階はオールスタンディングだが、年配の人たちも疲れを見せず、氷川の体温が伝わるような超接近遭遇を堪能した。

 新曲「あばよ」「きよしのソーラン節」や、初披露する「扇」など約1時間半のステージで6曲を歌った氷川は「このまま別れるのは惜しいっ」。キヨシコールに背中を押されるように、「もう1曲歌いたい」とその場でスタッフに直訴。急きょ「きよしのソーラン節」を付け加えた。想定外の事態に大慌てのスタッフを横目に、2つのやぐらステージを駆け回り、ボルテージの上がった歌唱を続けた。

 トークでも沸かせた。最近、チョコレートがマイブームになっており「暑くてチョコもすぐ溶けます。飛行機に乗っていて、ズボンからチョコがはみ出てお尻のところが茶色に汚れちゃった。『あれ、お漏らししちゃったかな』と思って…」。珍しい自虐ネタで会場を爆笑の渦に包んだ。

 7年前のデビュー当時は観客3人の前で歌うこともあった。「多くの人に歌を聞いてもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです。いつまでも初心を忘れず、感謝の心を持ち続けたい。死ぬまで演歌を歌い続けて演歌界に骨をうずめます」。9月6日の30歳の誕生日まであと9日。20代の最後に生涯一演歌歌手を宣言した。

[2007年8月28日7時52分 紙面から]

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