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王者内藤が正月特番で羽生2冠に挑戦

羽生善治2冠と将棋で対決した内藤大助(撮影・赤塚辰浩)
羽生善治2冠と将棋で対決した内藤大助(撮影・赤塚辰浩)

 異種頭脳スポーツ戦が実現した。ボクシングWBC世界フライ級王者の内藤大助(33)がこのほど、将棋界最強棋士の羽生善治王座・王将(37)に挑戦した。NHKの正月特番「大逆転将棋2008」(来年1月2日午後4時からBS2で放送予定)のメーンイベントとして収録された。

 プロの対局の投了図から、アマが正しく寄せて勝てるか、それとも負けた側を持ったプロがひっくり返すかという企画。いくらプロ棋士でも、相手がタオルを投げてすでにTKO勝ちなのに、KOしろと言われるようなものだ。

 「本職ではチャンプでも羽生さんの前ではグリーンボーイ。緊張します」と体を小さくする内藤。小学生から将棋を始め、今も詰め将棋をよく解く。「ボクシングと詰め将棋は同じ。相手のパンチを予測し、先を読んで対応する」。パンチを出すしぐさで強調した。

 事前にトップ棋士の佐藤康光棋聖・棋王(38)から指し方もアドバイスされた。対局が始まると、羽生から想定外の手がカウンターで繰り出された。早くもロープ際か。「頭絞ってます」「これ、詰め将棋じゃないですよね」。拳の代わりに「口撃」で羽生を翻弄(ほんろう)し、反撃した。「手が見えている。感覚的にシャープ。有段者の実力はある」と、第一人者からも認められた。

 今年の放送ではヤンキース井川慶投手が森内俊之名人を、作家で東大OBの斎藤栄が羽生を倒した。リングならぬ盤上で内藤はKOできるか? グローブを外しての指し手にご注目。

[2007年12月3日7時36分 紙面から]

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