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エイミー・ワインハウス5冠/グラミー賞

 第50回グラミー賞授賞式が10日行われ、英歌手エイミー・ワインハウス(24)が5部門で受賞した。

 節目のグラミーの主役の座は、授賞式に不在の新星エイミー・ワインハウスが勝ち取った。ロスから約8700キロ離れたロンドン、早朝4時。地元から衛星生中継で参加したエイミーは、主要4部門のうち最優秀新人賞、最優秀楽曲賞に続く3部門目の最優秀レコード賞の獲得をモニター越しに知ると、放心状態で固まった。5秒後に我に返ると、関係者と抱き合い「アイランド・レコードの関係者、父さん、母さん、ロンドンのみんな、ありがとう!」と感謝した。

 薬物中毒やアルコール依存症などスキャンダルで世間を騒がせた。今年1月にコカイン吸引で取り調べを受け、昨年10月にもマリフアナ所持でノルウェー当局に逮捕されたことで米政府から入国ビザの発給を拒否され、歌唱予定だった式典は欠席するしかなかった。しかし、史上7人目となる主要4部門の全ノミネートという実績に後押しされ、異例の衛星生中継が実現。入院先のリハビリ施設を退院してステージに立った。

 主要4部門の最後を飾る最優秀アルバム賞はハービー・ハンコック(67)にさらわれた。新人にしか権利がない、81年クリストファー・クロス以来27年ぶり2人目となる4部門完全制覇は果たせなかったが、ほかの3部門を含む今年最多5部門を制したエイミーは「リハブ」を誇らしげに歌った。実体験を基に「お酒のボトルを手放せないの」とつづった過激な歌詞もお構いなし。英国のお騒がせ歌姫は、米音楽界からも認められて満足そうだった。

[2008年2月12日9時32分 紙面から]

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