<大魔神のエキサイトフィッシュング>
大魔神夫人はタイ魔神だった!?
まだマダイの乗っ込みがダラダラ続いていると聞いて、マダイ釣り大好きの日刊スポーツ評論家・佐々木主浩さん(41)が、内房・富浦(千葉)の「第三共栄丸」から出漁してアタックした。今回も加奈子夫人(28)が同行し、今年3度目の<夫妻タイ決>となったが、何と一発目に夫人が大ダイをゲット!
以降、予想もしない展開が繰り広げられた…。
「第三共栄丸」(笹子宏宣船長=37)では、佐々木さんは自らラッキーポジションとする右舷ミヨシ(船首)に陣取り、加奈子夫人は反対側のミヨシ、その胴ノ間で謎の女性釣り師Y子さん(29)がサオを出す。
Y子さんは加奈子夫人と仲良しの女優(匿名希望)だが、「日焼け防止のための完全防備」とかで、仮面ライダーのショッカーならぬドクロマンの目出し帽をかぶり、加奈子夫人も同様に、こちらはパンダマンという姿。これには、さすがの大魔神も「テンションが乱れる」と戸惑いをみせながら釣戦開始となった。
どんよりとした空、海はベタナギ。最初はタナ取りが(上から)30メートル前後の浅場を流したが、反応なし。乗っ込みが続いているとはいえ、潮が澄みすぎで魚の警戒心が一層高まっているらしい。そこで笹子船長の判断で70メートルラインの深場へ移動。指示ダナの3~5メートル下まで落としてからコマセを振り出し、タナへ運んで置きザオでアタリを待つ。
ここで加奈子夫人、ウトウト…と早くも睡魔に襲われつつ、得意!?
の<居眠り釣法>-。このサオに目の覚めるようなアタリが。折れ曲がるように海中に突き刺さった。しかし、ご本人「どうすればいいの…」だって。佐々木さん、見るに見かねてパンダマンのサオを持ち<夫唱婦随>でやりとり。これをドクロマンが見守るという異様な光景に、近くに浮かぶ釣り船から「何じゃ、あれ!?」と異常な視線が集中。そんな中で加奈子夫人が取り込んだのが、何と3・1キロの型もののマダイだったから、さらに周囲はビックリ!
興奮が冷めぬまま佐々木さん、アタック続行。すると、サオがギュギューンッ!
「この引き込むアタリの瞬間がたまらない」とほえた。サオは猛烈にグングン…。デカそう。すかさず笹子船長から「バラさないよう慎重に…」とアドバイスが飛んだ。果たせるかな、3・7キロの大ダイが躍り上がり「勝った」と、またほえた。
ところが、しばらくして再び加奈子夫人のサオがギュギューンッ!
今度は2・1キロ。だが、これも居眠り中で引き込まれるアタリは見ていない。「リズムが合わン」と愚痴る佐々木さんにもヒット。こちらも2・1キロで、良型の連発に周囲はまたまたあぜん…。パンダマンにあやかろうとドクロマンも居眠り…!?
途端にギュンッ!
メバルが飛び付いた。最初に50センチ余りの大サバを釣っているが、「眠るとメバルしかこないみたい」とポツリ。
午前便での勝負は、加奈子夫人が1・5キロを追釣して計3匹。タイする佐々木さんは2匹で、<夫妻タイ決>は夫人が勝利して3勝2敗に。それでも、「サイズではこっちが勝ってる」と痛み分けを主張する大魔神。それ以上に悔しがったのがY子さんだ。前々回の初釣戦でマダイ4匹をゲットしているだけに「絶タイに次は釣ります」と息巻いておりました。ちなみに富浦沖では翌日、7キロの超ド級のマダイが釣れるなど、乗っ込みはまだまだ続いている気配だ。【長瀬川忠信】
◇釣りアドバイザーとして同行した加藤雄二さん(53=日刊釣りペン・クラブ)
乗っ込みが続いている中で今回はマダイの警戒心が強く、かなり厳しい状態だった。それでも、佐々木さんはファイト中の無駄が少なく、慎重なやりとりの中でもスピーディーな流れができている。加奈子夫人は、3匹ゲットして<魚が下を向いて突っ込んでいるときはサオでため、上を向いたら巻く>という感覚が分かってきた。一方のY子さんは、まだ3回目の釣行ながら、釣りのセンスは抜群で手返しが早く正確になっている。今回は釣れなかったが、悔しがる根性は釣りがうまくなる最大の要素。将来、大魔神の強敵になるのでは…。
▽船
日刊スポーツ新聞社指定「第三共栄丸」(電話)0470・33・2116。マダイの乗合は午前4時30分集合、同5時出船。コマセ&氷付き9000円。ほかにアオリイカの午前&午後の2便も出漁中。氷付き各7000円。詳細は要確認。HP<http://www.uzushio.net/kyouei/>
▽交通
電車は、JR内房線・富浦駅下車。送迎車あり。マイカーは、富津館山自動車道・富浦インターから終点の信号を右折して多々良から富浦へ。詳細要確認。

