日本が同種目で初の銅メダルを獲得した。

 芦田創(22=トヨタ自動車)、佐藤圭太(25=トヨタ自動車)、多川知希(30=AC・KITA)、山本篤(34=スズキ浜松AC)の4人で出場。44秒16の日本新記録で4番目にゴールしたが、その後、1着の米国が失格となったため、3位に繰り上がった。今大会の日本陸上チームの初メダル。リオ五輪の男子400メートルリレーの銀メダルに続いて、パラリンピックでもメダルを獲得した。

 前回ロンドン、15年世界選手権と4位だっただけに、メンバーの喜びもひとしお。1走の芦田は「日本新という目標を達成できてうれしい。メンバー4人でよく冗談を言い合っていたので、そこまで緊張はしなかった」。2走の佐藤は「いいリズムでバトンを渡してくれた」。3走の多川は「ロンドンから4年。みんなで集まって合宿してきたかいがあった。もっと伸びしろがある」。アンカーの山本は「あきらめずに走ってよかった。僕と芦田はこの後、走り幅跳びがあるので、頑張りたい」と話した。