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チャンス!播戸400本シュート練習

熱のこもったシュート練習を行った播戸
熱のこもったシュート練習を行った播戸

 今こそオレの出番やろ! 日本代表FW播戸竜二(28=G大阪)が10日、大阪・吹田市の万博グラウンドで、計400本ものシュート練習を行った。東アジア選手権(17~23日、中国・重慶)に向けた代表メンバーのFW陣から巻、大久保が故障離脱。岡田ジャパンには非常事態だが、これまで控えの播戸にすれば、大チャンスでもある。異例の「闘魂特打」で気合を入れて、12日からの合宿へ。代表レギュラーを一気に奪う覚悟だ。

 燃える男のハートに火がついた。播戸が動いた。チームはオフ。遠藤ら他の代表勢がいないグラウンドでボールを20個用意、ひとりぼっちの「特打」が始まった。ペナルティーエリア内からを中心に、左45度から右足で280本。ボールを拾い集め、また打つ。右45度から左足シュートも120本試した。オレを試合に出せ-。そんな思いを込めた無言のアピールはシュート400本、2時間近くに及んだ。

 12日からの代表合宿へ。「向こう(代表)に行ったら、あまりこういうこともできへん。ドリブルは今すぐやってうまくなるもんでもないけど、シュートは体が覚えてるうちにやっとかなあかん」。6日までの代表合宿で得た感触をもう1度体にたたき込んだ。

 代表ではがけっぷちの立場が続く。オシム前監督時の06年10月の初招集以来、岡田ジャパン3試合を含む8試合にベンチ入りしたが、先発は同年10月アジア杯予選インド戦だけ。途中出場4度、出番なしが3度。岡田ジャパンでは2試合、計19分間の出場機会しかない。置かれた立場はエース高原、評価急騰の大久保、巻に続く「4番手」。100本打てば多い方のシュート練習で、超異例の400本はレギュラー奪取の決意表明だった。

 故障者続出で迎える東アジア選手権では、高原、大久保、巻がいない。代表の一大事は、裏を返せば播戸には絶好機だ。「チャンスやと思う。こういうチャンスを生かしてきたから、今のオレがある。オレはケガをしない体を作ってきた。体はずっといい状態が続いてる」。浪速の闘魂FWは、ギラギラした目で代表レギュラーの座を狙っている。【北村泰彦】

[2008年2月11日9時36分 紙面から]

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