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司令塔遠藤の自覚「負けたらオレの責任」

 司令塔・遠藤が、その責任を果たす。中国戦を前に最終練習を終え「みんながリーダーという意識でやっている」と前置きしながら「オレのチームという認識はある。負けたら自分の責任だと思ってプレーする。国を背負ってやってるからね」と力説した。セルティックMF中村俊不在の代表では、中盤の軸として、精神的支柱としてチームを引っ張る立場であることは十分、認識している。

 北朝鮮戦(17日)では、前半30分すぎから自ら判断し、トップ下からボランチに下がってプレーした。中国戦も、岡田監督からは「自由に動いていい」と言われているだけに、ボランチに下がるか、サイドに開くなど、自由自在に位置を変えて突破口を見いだす覚悟だ。「勝たないとタイトルが取れないからね」。岡田ジャパンの中心に立つ遠藤が、負けられない戦いに臨む。

[2008年2月20日9時29分 紙面から]

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